■PMOサービス事業部 本部戦略室 室長インタビュー
入社当初は、「自分良ければ全て良し」という考えでした。技術力もスキルも不足しているのに、自分自身が楽しそうなこと、やってみたいことを優先していました。
実際に現場に入ると、技術・スキルもあって、懐の大きい先輩がいて、まだまだ視野が狭く目の前のことをやることに精一杯だった自分にできる仕事をさせてもらい、創っていくのではなく、あるなかで最善を尽くそうと仕事に取り組んでいたのを覚えています。
基本は自分本位だけれども、誰かに褒められたり、喜んでもらうことで、成果をあげることにやりがいを感じていたし、嬉しかったので、自分がやりたいと気持ちが進む仕事には、積極的に取り組んでいましたね。
そんな自分にもいよいよ【何かを創っていく仕事】が回ってきました。新しいPJは、PC端末のリプレイスのPJでした。前の現場と異なり、ユーザーも絡む仕事から社内外の調整等が必要なことまであり、思うようには進みませんでした。
ただ、最終的に成功した時に、担当の方から「助かった」「また次回の時には呼ぶね」という言葉を頂き充実感を抱いたのを覚えています。
今思えば、それが一番最初のPMO業務でしたね。
その後、本社で営業を行いながら、スポットで歴史ある企業様のコンサルを担当しました。各種ITに関する規定類があった一方で、IT担当者が不在だったこともあり、今の状態に即したものになっているか不確かでしたが、規程を見直し、付け加えなくてはいけない文言を付け足したりなどアドバイスをしました。枠に捉われた形ではなく、自分がイメージした形に持っていけることに面白さを感じていましたね。
その後、大手通信キャリア企業様の海外製品の日本導入に向けたPJで、ゼロから運用・構築を担当しました。お客様が考えていることを形にする仕事だったため、ただ自分本位に行うのではなく、自分自身のアイディアをお客様に共有し、ブラッシュアップされ、よりよいものに変わっていくのがすごく楽しかったです。最初は形になっていなかったものが、お客様と共に創り上げていくことで、よりよいものが創られ、チームの中でできる最高のものができた時にはとてもやりがいを感じましたね。
お客様の想像する「あるべき姿」に近づけない時は、代替案や理想的な姿に出来る限り近づけるよう取り組むことが、今まで与えられた仕事をしていたのとは違うように感じました。
「与えられた仕事を効果的・生産性高く行う」という仕事感が「自分が想い描く理想形のものを創っていく」という仕事観に変わり、お客様からプロジェクト推進のご依頼が増え、必然的に得意分野になっていったと思います。
プロジェクト推進やPMOなどプロジェクトを引っ張っていく仕事は、効果的やり方を支援したり、進捗良く進めていくだけでなく、自分自身やお客様が想い描く理想の形や想い・意志を形にするものなのではないかと思うんです。
これからも想いを形にする仕事を推進し、同じ想いを持つ仲間を増やすことで事業の推進や企業の価値を高め、お客様先のビジネスに貢献できるよう事業を成長させていきたいと思います!
■PMO職(経験者採用)の募集背景
日本を取り巻く多くの市場では、将来の予測が困難ないわゆる ”VUCAの時代” において様々な変化が起こり、各企業が成長していく為には競争優位性の向上が必要不可欠だと言われています。そのため多くの日本企業では、DX推進などに取り組んでおり、プロジェクトの立ち上がりが活発化しています。
その一方で、多く担当者が人材不足や新しいスキルの取り組みなどの課題を抱えています。
このような状況を受け、当社ではPMOの重要性を認識し、お客様のビジネス推進に向け、さまざまなプロジェクトを支援する ”PMOサービス”を強化するため、一緒に企業の事業成長を推進する仲間を募集することとなりました。
■PMO職の魅力
”エクスペリエンス”を総合的に積み重ねられる
プロジェクトの成否を握るプロジェクトマネージャーの元、目標達成のために集結したスペシャリスト集団が業務を遂行する上で必要な、プロジェクト全体管理、コスト、リソース等の調整、さらに関係者間での利害調整など、多岐にわたる対応を進めることがPMOの役割になります。
また、人数の多いプロジェクトでは、解決すべき課題が絡み合った糸のように複雑化することが多く、それを丁寧に紐解きながら、関係者と力を合わせてプロジェクト成功に向けてサポートします。
PMOとしてプロジェクトを成功させたときの達成感はとても大きなものがありますし、様々なスペシャリストと業務を遂行することで、新しいスキルやサービスに触れることも多く、自身の成長に不可欠な”エクスペリエンス”を総合的に積み重ねることができるのはPMO職の魅力です。
■具体的な業務内容
お客様先のPMOとしてプロジェクトマネージャーのプロジェクト運営を補佐し、場合によっては同等の役割を担うこととなります。参画先は、DX導入、自動化対応、システム開発、インフラ構築・導入、クラウド移行など、人数規模も含め多岐に渡ります。
◆具体的には・・・
・複数社にまたがるプロジェクトのマネジメント業務(課題管理、関係会社間調整など)
・プロジェクト全体に関するマネジメント業務(進捗管理、コスト管理、稼働管理など)
・システム導入に関する要件定義、基本設計から運用設計までの上流からの一貫対応
・インフラアップデートに伴うデータ移行作業に関するマネジメント業務
(工程立案、スケジュール調整・管理、作業支援、移行後の確認、報告書作成など)
■具体的な案件例
・大手小売ベンダー企業様 ECサイト構築プロジェクト:運用設計案件→基本設計書、運用設計書、運用フロー策定及びドキュメント類作成など
・大手ファッションブランド企業様 ERP導入プロジェクト:PM、ヘルプデスクチーム
→ERP導入支援、ドキュメント作成、ユーザートレーニングなど
・大手国際物流企業様 倉庫管理システム開発プロジェクト:プロジェクト管理
→プロジェクト管理(顧客及びベンダ調整など)、上流工程対応(要件定義~業務設計)など
■PMO職のやりがい
お客様のプロジェクトやビジネスを成功に導く
PMOの業務はプロジェクトの成功に向けて支援することがメインになるため、業務そのものに手順書や決まったやり方があるわけではありません。
正解がない状況の中で、プロジェクトの規模や内容、期日によって常に業務の仕方は変化します。その時々の状況で何が最善なのかを考え、成果を最大化するためにさまざまな要素を組み合わせながら、仮説を立て、自分たちなりの答えを導き出します。
その結果、お客様先のプロジェクトやビジネスが成功した時には、大きな達成感ややりがいを感じられます。
PMO職は、関わる方やチームメンバーが複数いるため課題も多く、常に上手くいくことばかりではありません。ですが、プロジェクトで培った経験が自分のスキルとなっていくのを体系的に感じられるのはPMOとしての強みだと思います。
■一緒に働く仲間へ向けてメッセージ
私たちは「私がガンバレば、ハッピーになる人がきっといる」という経営理念を軸にお客様に愛され、親しまれる組織を目指し、日々奮闘しています。個人としても組織としても常に進化し、日々挑戦し続けています。
皆さまと一緒に働けることを楽しみにしております!一緒に頑張っていきましょう!